QYT28(10mFMハンディ)での活動一年間のまとめ
ことしもEスポシーズンが到来しました。
連日、日頃は聞こえない遠方からの信号が聞こえており、賑わっております。
また個人的には、昨年4月に入手したQYT28(10mFMハンディ)での10mFMでの無線活動が一周年となりました。
こちらのトランシーバー、気がつけばすっかり相棒、バッグにいつも欠かせない、お供となっております。
ちょうどいい機会ですので、一年間の活動を振り返ってみます。
総括すると、再開局の初々しい気持ちを思い出したことを始め、Esの熱狂、宮古島での聞こえ方の違い、プチ山岳運用、ショッピングモールの屋上での運用試験、会社帰りのプチ運用、VDPや5.4mロッドアンテナの試験など、この無線機を使った、いろいろな活動を再確認し、改めて面白いトランシーバーだと思いました。
以下はその詳細となります。
まず、2022/4/10にQYT28の共同購入に興味を持って参加し、18日でしょうか、手元に届きました。
入手後、一ヶ月は、慣れない中で、シーズンオフということもあり、実は第一印象はいまいちだったのです。
まず、FM受信機におけるスケルチの存在を失念しており、雑音がうるさいな…と感じたことを覚えています。
これはしばらくして、お手本となるサイトなどを参考に、スケルチの閾値を4から8くらいに変更して解消されました。
その後も、嬉々として毎日ワッチするものの、全く交信が聞こえてこず、失望に包まれておりました。
さすがに秋葉原に行けば誰かいるだろう、と持っていって受信してみたものの、閑古鳥で、その足で寄ったロケット無線店で店員さんに「28MHz FMってあまり利用されていないのでしょうか?」などと質問し「ほとんどいないよ。一部の人だけが利用している。」みたいな返答でがっかりした覚えがあります。
その後も辛抱強くワッチを続け、状況が変わったのは入手から一ヶ月が経とうという、ゴールデンウィークのころでした。
5/5の夕方、このリグで初めて、Esで北海道、山口県の入感を確認しました。
それまでの沈黙が嘘のように、非常に賑わっておりました。
Es時と通常時では、ずいぶん変わるものだなと。
29.000 では、外国語による交信も聞こえました。
こうなると俄然楽しくなってきます。
早く免許が欲しいので一日のタイムラグもなく郵便局に足を運び、従免、局免の申請を進めていたのを覚えています。
このあとは、主にTwitterで活動記録を投稿していたようですので、関連Tweetを追って振り返りをしてみたいと思います。
また、昨年の7/27局免許の審査完了したようです。
今年も、EsQSO楽しまれているようで、昨日もお声が聞こえておりました。
1月みたいな真冬でも、遠方とつながることがあるというのは面白いバンドだなと思いました。
28MHzバンドは波長10mなので、ちょうど1/2波長のアンテナになるので、高効率ですよね。
この夏はこのアンテナの利用を考えようと思います。
埼玉からワッチした場合と、全然聞こえ方が違うので驚きました。
続報は下記。
どういうことか、は次のツィートにて書いております。
こういうことらしいのです。
同じ日本でも南の島では、日差しが強いことと、近隣に業務としてこのバンドを利用している国がある、などの理由から、さまざまな交信をワッチすることができる。
ちなみに、宮古島にはV/Uハンディも持っていったのですが、こちらは文字通り、交信は皆無、でした。メインチャンネルを始め、スキャンでも聞いていたのですが、ゼロです。宮古島ではV/Uは全く使われていないと理解しました。
会社は浜松町にあり、会社帰りに竹芝ターミナルに出るなどして伝搬を確かめたり、最寄り駅から自宅まで20分くらい歩かなければならないのですが、その間ワッチしたり。
特に帰りの徒歩20分は退屈で苦痛なのですが、そんな時、Eスポ局などが出ていると、時を忘れ、呼んでいるうちに家につく、などのケースがあり、ありがたいです。
その際、多摩川のサイクリングコースの終わりがちょうど登山口になっている、小さな山がありまして、そこにQYTをもって登ってみました。
上記Tweetの動画でわかるように、南アルプス移動の局が聞こえました。麓では全く聞こえなかったので、やはり山の上はよく聞こえるのだなぁと思いました。
またこの山では、コンテスターの方が運用されてましたが、こちらは大変本格的に入賞目指してやられておりました。
そういう方も利用する、隠れた移動運用の穴場なのかもしれません。
いい汗をかいて、たくさんのいい空気を吸って、山頂でおやつを食べて、無線もちょっとやって、いい時間になりました。
家族でプチ移動ハイキングは今回味をしめたので、今度は筑波山あたりにみんなを連れて行ってみようかと思います。
今年のEsシーズンは、イオンモールの屋上から呼んでみようかな。
また、乾電池ケースで運用してみましたが、容量が足りないので、すぐに電池がなくなってしまいますね。リチウムイオンのバッテリー4100mAhは優秀ですよ。
バッテリーに関しては、一点留意すべき点がありまして、頒布元のCRKitsさんのツィートを引用します。
これからのシーズンは、Es戦闘モード用に、5.4mロッドも持ち歩かないとだめかな(笑)
1エリアと6エリアでやられていたようなのですが、ラグチューのようでした。
Esであれば、他にも局が湧いてくるものですが、そういうこともなし。
6エリアの方がポータブル1のつけ忘れ、の可能性が高い気がしてます。
以上です。
これを踏まえて、今年のEスポシーズンは、どんな風にこの10mFMライフを楽しもうか?考えていこうと思います。
お空で繋がりましたら、どうぞよろしくお願いします。