二回目のCW交信

最終更新日

Comments: 0

本日は少々興奮しております。

そうです、タイトルに書いた通り、二回目のCW交信に成功したのです。

一回目のCW交信は、中学生の先輩、JJ1DQR OMとでした。

この時ですね。

こんな感じで、twitterで会話しながら、進めました。

パドルが暴走したため、縦ぶれ電鍵に差し替えて、再チャレンジしました。

パドルの暴走は、恐らくですが、電源が悪かったのだと、今になって思います。

12V1Aの秋月のアダプタを使用していたのですが、もう少し容量が必要なのか、このアダプタ自体の品質が良くないのかだと思います。

今日のQSOでは、24V6AからDC-DCコンバーターで13.8V最大5.5Aにして電源を供給しましたが、パドルの暴走などもなく、とても安定していました。

さて、そんなアクシデントもありましたが、twitterという補助ツールを使い、何とか交信を成立させました。

これがファーストCW QSOでした。

その時、お付き合い頂いたローカル局に感謝するとともに、自分のモールス信号の読解力がまだ交信に足りていないと感じ、その後、なかなか交信をしようという気になれませんでした。

ただ、練習のため、BCLラジオでCW交信をよくワッチしてはいました。

そんなふうに、SWL(アマチュア局の交信の受信)はしておりましたが、自分では交信しない日々が続いておりました。

しかしそれから3か月が経ち、自作機の方も作りたいものがだいぶ作り終わったので、新たな刺激が欲しくなりました。

そこで、FT-729で430MHz帯で交信してみよう!ということになり、CQ出している局を呼んだところ、取ってもらえました。

430FMで交信成立したとき、交信することも、それだけでとても楽しめたのです。

たまたまその時発せられた電波を、たまたまその時の空のコンディションでこちらで受信できて、交信が成立する。この、いくつもの偶然が重なって成立するところに、スリルがあります。

その日以来、週末は、一日一回の430 FM でのQSOを行っております。

それにより、だいぶQSOの勘も取り戻しつつあります。

この、QSOのカンを取り戻しつつあるタイミングで、7MHzのCWモードでの交信に、改めてチャレンジしてみよう、という機運も自分の中で高まってまいりました。

7MHzのリグは、CRK-10と、AYU40 の2種類製作しましたが、今回は、出力が3〜4Wあり、オートCQボタンで気軽にCQを出すことができるCRK-10を使いCQを出しました。

しかし、数日間、空振り。

電源が、秋月で買った12V1Aのアダプターであることが原因なのではと思い、今日、電源に13.8V 5.5Aの安定化電源を使い、改めてCQを出したところ、オンエアモニターの受信音も、昨日までより綺麗に聞こえました。これは行けるかもと期待して受信スタンバイすると、混信のなかから、コールサインが聞こえました。

JA1***

すかさず、JA1?と打ち返しました。

するとJA1***とやはり同じトーンで打ち返しがあるのを確かに確認しました。そして、サフィックス一個目のJA1*まで聞き取れました。

JA1*?

と打ち返すと、CWのスピードを下げて

DE JA2***

と打ち返してくれました。今度はちゃんと、コールサインが聞き取れました。正確には、JA1ではなくJA2の局長さんでした。

あとは、599BKで、交信を終了させました。

相手の局長さんは、なにやら、打ってくれていたようなのですが…聞き取れず、申し訳ないです。また、辛抱強く、お付き合い頂いた事に、感謝いたします。

今日の交信で、いろいろと、自信がつきました。

具体的には、主に下記の四つの点で、大変意義深いものでした。

①CRK-10からの電波は、間違いなく出ている

②コールサインは、何回聞き返してもいい(多分)

③放送波や他の交信が聞こえる中でも、自分を呼んでくれている局長さんの信号は、わかる!(600〜700Hz)

④電源がしっかりしていれば、パドルの暴走はない(電源は大事!)

モールス通信と自作リグでの交信という二つの難関を突破しての交信成立は、大変な充実感を味わえますが、一方で、どちらかをまずは成功させ、そのあと両方を達成する、という計画の方が、無理なくステップアップ出来て、良いかも知れません。なので、挫折をしないためにも、これからモールス通信をマスターしたいという方は、完成品のリグを入手して、上記①③の心配はない状態で、まずはモールス通信を成立させる事に集中するのが良いのかなと思いました。リグとしては、QRPLabs QCX-miniの、完成品を注文するのが良さそうです。予算があれば50Wリニアアンプも一緒に頼むとさらに良いのではと、思います。モールス解読機能もついて、バンドフルカバー、5Wの出力と、初心者に優しい仕様になっています。また50Wのリニアアンプのオプションがあるので、高出力を出したい時にも対応できます。いずれにしても、電源が大事です。13.8Vで、3Aくらいは取れる、安定化電源を用意しましょう。

CWでの交信は、最初の一歩を踏み出すのが大変だと思います。

まずはPHONEで交信のカンを取り戻し、CWでローカル局とスケジュールQSO、その後、CQを出し、599BK、というのが良いのかなと思います。もちろんSWLで聞き取りの練習は、欠かせません。QSOの流儀を把握しておけば、CQに対し返答があっても、慌てる事なく対処できるでしょう。

私もまだ2交信しかしてないですが、あとは数をこなしながら交信スキルをブラッシュアップしつつ、AJDなどのアワードを狙ってQSO実績を作っていく事を目標に、頑張ろうと思います。

jk1ohm

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする